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基本的に、M女性が緊縛、快感責めされて悶絶する、という内容の小説が主です。
キーワードとしては、後ろ手縛り、手錠、磔、股縄、緊縛快感責め、緊縛野外露出、拷問、等々。
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堅い話になりますが、現実にはこういった“権力を持つものによる暴力”というのは絶対に許せないし、あってはならないものだと思います。
権力による不当な暴力を許さず、それに萎縮しない心がないと、健全な民主主義の社会は築けません。
それはそれとして理解していただいた上で、娯楽作品として読んでいただけるとうれしいです。
ちなみに、イラク駐留米軍の不祥事がヒントというわけではないです。
にっかつロマンポルノのSM系作品などでも使われている古典的な題材です。
“犯罪系”の要素が濃いですので、いつものお断りを入れておきます。
過去に性犯罪の被害に遭われた方や身近にそういう人がいらっしゃる方は、これを読むことでご不快に感じられるかもしれませんのでご注意ください。
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権力による不当な暴力を許さず、それに萎縮しない心がないと、健全な民主主義の社会は築けません。
それはそれとして理解していただいた上で、娯楽作品として読んでいただけるとうれしいです。
ちなみに、イラク駐留米軍の不祥事がヒントというわけではないです。
にっかつロマンポルノのSM系作品などでも使われている古典的な題材です。
“犯罪系”の要素が濃いですので、いつものお断りを入れておきます。
過去に性犯罪の被害に遭われた方や身近にそういう人がいらっしゃる方は、これを読むことでご不快に感じられるかもしれませんのでご注意ください。
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コンクリートを打ちっぱなしにした壁と床が裸電球に照らし出されている地下室。
1人の半裸の男が、頑丈だが粗末な椅子に縛りつけられている。
裸の上半身には、鞭打たれたらしいミミズ腫れや焼け火ばしを押し付けられたらしい火傷の痕が生々しく残る。
「ここまで頑固なやつだとは思わなかったよ」
椅子の脇に立った軍服の将校が、男の髪の毛を引っ掴んで上を向かせる。
「だがその頑固さがお前の大事な女を地獄に落とすことになるぞ」
カッと目を見開いた男の向かいにある鉄の扉が軋みながら開いた。
兵士の後に続いて部屋に入ってきたのは美しい民族衣装をまとった1人の女。
後ろに立つ兵士に両腕を押さえつけられ、口には手拭で猿ぐつわをされている。
男の表情が怒りから耐えがたい苦渋に変わる。
「お前が口を割らないとこの女が痛い思いをすることになる」
将校が薄笑いを浮かべながら言った。
女は、周囲の気配から将校の言葉の意味を理解したのか、男に向かって必死に首を振る。
その自己犠牲に満ちた気高い姿は、だが占領軍の軍人たちの嗜虐心を刺激しただけだった。
「やれ」
将校の命令を待っていたかのように、2人の兵士が女の両脇に立ち、民族衣装をビリビリと引き裂いた。
腰に巻いた白布まで奪い取られて全裸にされた女を、兵士は2本の鉄柱の間に立たせる。
両手首と両足首に皮の枷をはめて、それにつながった鎖を引き絞って鉄柱にくくり付けた。
女は両腕両脚を大きく広げた姿で白い裸身を晒している。
形の良い乳房も、黒々としたデルタも、男たちの野卑な視線から逃れようがない。
あまりの恥辱に女の頬が紅潮している。
将校は握りに皮を巻いた金属の棒を男に見せつけた。
握りの端から太い電線が壁際の装置に向かって伸びている。
その棒の先端を、無造作に男の頬に近づけた。
バシッという音とともに棒と男の顔の間に青白い電光が走り、男は思わず悲鳴を上げた。
「これがどんな責め具かわかったかな?」
相変わらずの薄笑いで将校が言う。
「無駄なことはやめろ。その女は俺とは何の関係もない」
男の悪あがきに将校はせせら笑う。
「良いだろう。関係ないんだったらどんな目に遭わされてもかまわないということだな」
将校は棒の先端を女の顔に向けたまま、ゆっくりと女のほうへ歩み寄る。
女の目が恐怖に見開かれ、手足を拘束する鎖をガチャガチャと鳴らしながら必死に身をよじる。
将校が顎をしゃくると、兵士の1人が女の肩を背後から押さえつけた。
身動きできなくなった女の白い乳房に、棒の尖った先端が近づいていく。
そして閃光と大きな音。
続いて、猿ぐつわの下から絞り出すようにした女の絶叫が響き渡った。
「ふん、大げさな」
将校は馬鹿にしたような声で言いながら男を振り返る。
「高電圧の放電が一瞬飛ぶだけだから、感電して死ぬ心配はない」
男の目は血走り、歯を必死に食いしばっている。
「しゃべりたくなったか?」
男は一瞬ためらってから激しく首を左右に振った。
「そうか。そう来なくっちゃ我々の楽しみが長続きしない」
再び電光が女の白い肌を襲い、たき火がはぜるような音に続いて猿ぐつわの下からくぐもった悲鳴が上がった。
それからの十数分間、女は数十回の悲鳴を上げ、男は同じ回数だけ歯を食いしばった。
女の皮膚の痛覚が麻痺してきたのを察知した憲兵たちは、次の拷問を始めようとしていた。
将校が、表面に金属の突起が無数についた太いすりこぎのような道具を手にして、女の足元に膝をついた。
道具からはやはり太い電線が伸びて、さっきと同じ機械に接続されている。
将校は手にした道具を女の黒い茂みの奥にねじ込もうとした。
だが、電撃の恐怖で筋肉がこわばっているため、女の身体はそれを容易に呑み込もうとはしなかった。
「ちょっとは肉の歓びを与えてやらねばならんかな」
将校は道具を脇に置くと背後の兵士に何やら命令した。
兵士の1人が女の背後に立ち、腋の下から手を回して女の乳房ゆっくりと揉み始めた。
別の兵士が手にした羽根ぼうきで女の太ももの内側をそっと掃くようにくすぐる。
女は最初のうちこそ何も感じないような無表情を作っていたが、兵士の指先で乳首を摘まれてついにあえぎ声をもらした。
満足そうな笑みを浮かべながら将校が手のひらを黒い茂みにあてがい、指先を秘裂の中に差し込んでずぶずぶと出し入れした。
女は猿ぐつわの下からくぐもった良がり声を上げながら顔を天井に向けて首を左右に振る。
将校は再び女の足元に膝をつくと、さっきの道具を女の黒いデルタにあてがって強く押し入れた。
今度はわずかばかりの抵抗を残して深々と呑み込んでいく。
肉の壷の底に届くまでねじ込むと、革の褌を女の股間に当ててきつく締め込む。
女の背後に立つ兵士が脇の下から太い電線を回し、その先端の鰐口クリップを乳首に挟み付けた。
乳首の鋭い痛みに女は我に返った。
次の瞬間、女は悦楽の園から崖下の地獄へと突き落とされたのだった。
ガチャンというレバーを操作する音に続いて、裸電球がふぅっと薄暗くなった。
同時に女が獣のような激しい咆哮を上げながら全身を激しく硬直させた。
柔肉の奥に押し込まれた電極と、両の乳首を噛む鰐口クリップから、強烈な電撃が加えられたのだ。
その責め苦はさっきの瞬間的な電撃責めとは違い、数十秒に渡って続いた。
激烈な苦痛が敏感な柔肌から脊椎を駆け上り、脳髄をギリギリと抉った。
椅子に縛られた男は女の苦悶するさまから必死に目を背けるが、屠殺される家畜のような悲鳴は容赦なくその耳を打つ。
電流が切られた時、女の全身から力が抜け、両手首の鎖に体重を預けた。
吹き出した汗が額に玉を作り、ほつれた髪が頬にべったりと貼り付いている。
「これまでの最高記録は11回だったかな」
将校が面白そうな口調で言う。
「まぁ10回目くらいにはもう苦しみのあまり気が触れてたようだが」
歯を食いしばって葛藤に耐える男を覗き込むように続ける。
「この女に記録に挑戦させたいんなら、こっちは別にかまわんよ」
男が声を発しないのを見て取ると、背後の兵士に手で合図を送る。
再び天井の裸電球が瞬くと、人間の発するものとは思えない大音量の悲鳴が地下室を満たした。
「やめろぉぉぉぉっ、やめてくれぇぇぇぇっ」
ついに耐え切れずに椅子の男が叫んだ。
将校はわざと聞こえないような素振りで男に近づくと、どうしたのかね、と言いたそうな表情をした。
「しゃべるっ。地下組織のことを洗いざらいしゃべるっ。だからやめてくれっ。頼むっ」
将校は男の言葉の真偽を測るように少し間を置くと、背後を振り返って兵士に合図をする。
部屋の明るさが元に戻り、女の咆哮もぷっつりと止んだ。
再び鎖にぶら下がるようにがっくりと膝を折る。
将校が男のほうに向き直った。
男は魂の台座を粉微塵に砕かれたようなうつろの表情で将校を見上げる。
腑抜けのようになった男の尋問を部下に任せて、将校は女の横に立つと、感触を惜しむように乳房をすくい上げた。
「少佐殿、こやつらいかがいたしますか?」
憲兵の1人が尋ねる。
「男のほうは、我が軍に協力したので罪一等を減ずる、と発表して軟禁しておけ」
「殺さんのですか?」
「半月くらいしたら街中で吊るせ。反抗勢力にリンチされたように見せかけてな」
将校は悪魔のような笑みを浮かべて言う。
「女のほうは慰安所に送れ。おとなしく相手ができるようにしつけができたらわしが買いに行ってやる」
横から中年の下士官が追従笑いを浮かべながら口を挟んだ。
「少佐殿、慰安婦を責め殺したらご出世にひびきますぞ」
「わかっとる。慰安婦は色責めで半殺しにするだけにしておくさ」
長い夜が明けた。
この街が敵軍に占領されて1ヶ月めの夜が。
(完)
1人の半裸の男が、頑丈だが粗末な椅子に縛りつけられている。
裸の上半身には、鞭打たれたらしいミミズ腫れや焼け火ばしを押し付けられたらしい火傷の痕が生々しく残る。
「ここまで頑固なやつだとは思わなかったよ」
椅子の脇に立った軍服の将校が、男の髪の毛を引っ掴んで上を向かせる。
「だがその頑固さがお前の大事な女を地獄に落とすことになるぞ」
カッと目を見開いた男の向かいにある鉄の扉が軋みながら開いた。
兵士の後に続いて部屋に入ってきたのは美しい民族衣装をまとった1人の女。
後ろに立つ兵士に両腕を押さえつけられ、口には手拭で猿ぐつわをされている。
男の表情が怒りから耐えがたい苦渋に変わる。
「お前が口を割らないとこの女が痛い思いをすることになる」
将校が薄笑いを浮かべながら言った。
女は、周囲の気配から将校の言葉の意味を理解したのか、男に向かって必死に首を振る。
その自己犠牲に満ちた気高い姿は、だが占領軍の軍人たちの嗜虐心を刺激しただけだった。
「やれ」
将校の命令を待っていたかのように、2人の兵士が女の両脇に立ち、民族衣装をビリビリと引き裂いた。
腰に巻いた白布まで奪い取られて全裸にされた女を、兵士は2本の鉄柱の間に立たせる。
両手首と両足首に皮の枷をはめて、それにつながった鎖を引き絞って鉄柱にくくり付けた。
女は両腕両脚を大きく広げた姿で白い裸身を晒している。
形の良い乳房も、黒々としたデルタも、男たちの野卑な視線から逃れようがない。
あまりの恥辱に女の頬が紅潮している。
将校は握りに皮を巻いた金属の棒を男に見せつけた。
握りの端から太い電線が壁際の装置に向かって伸びている。
その棒の先端を、無造作に男の頬に近づけた。
バシッという音とともに棒と男の顔の間に青白い電光が走り、男は思わず悲鳴を上げた。
「これがどんな責め具かわかったかな?」
相変わらずの薄笑いで将校が言う。
「無駄なことはやめろ。その女は俺とは何の関係もない」
男の悪あがきに将校はせせら笑う。
「良いだろう。関係ないんだったらどんな目に遭わされてもかまわないということだな」
将校は棒の先端を女の顔に向けたまま、ゆっくりと女のほうへ歩み寄る。
女の目が恐怖に見開かれ、手足を拘束する鎖をガチャガチャと鳴らしながら必死に身をよじる。
将校が顎をしゃくると、兵士の1人が女の肩を背後から押さえつけた。
身動きできなくなった女の白い乳房に、棒の尖った先端が近づいていく。
そして閃光と大きな音。
続いて、猿ぐつわの下から絞り出すようにした女の絶叫が響き渡った。
「ふん、大げさな」
将校は馬鹿にしたような声で言いながら男を振り返る。
「高電圧の放電が一瞬飛ぶだけだから、感電して死ぬ心配はない」
男の目は血走り、歯を必死に食いしばっている。
「しゃべりたくなったか?」
男は一瞬ためらってから激しく首を左右に振った。
「そうか。そう来なくっちゃ我々の楽しみが長続きしない」
再び電光が女の白い肌を襲い、たき火がはぜるような音に続いて猿ぐつわの下からくぐもった悲鳴が上がった。
それからの十数分間、女は数十回の悲鳴を上げ、男は同じ回数だけ歯を食いしばった。
女の皮膚の痛覚が麻痺してきたのを察知した憲兵たちは、次の拷問を始めようとしていた。
将校が、表面に金属の突起が無数についた太いすりこぎのような道具を手にして、女の足元に膝をついた。
道具からはやはり太い電線が伸びて、さっきと同じ機械に接続されている。
将校は手にした道具を女の黒い茂みの奥にねじ込もうとした。
だが、電撃の恐怖で筋肉がこわばっているため、女の身体はそれを容易に呑み込もうとはしなかった。
「ちょっとは肉の歓びを与えてやらねばならんかな」
将校は道具を脇に置くと背後の兵士に何やら命令した。
兵士の1人が女の背後に立ち、腋の下から手を回して女の乳房ゆっくりと揉み始めた。
別の兵士が手にした羽根ぼうきで女の太ももの内側をそっと掃くようにくすぐる。
女は最初のうちこそ何も感じないような無表情を作っていたが、兵士の指先で乳首を摘まれてついにあえぎ声をもらした。
満足そうな笑みを浮かべながら将校が手のひらを黒い茂みにあてがい、指先を秘裂の中に差し込んでずぶずぶと出し入れした。
女は猿ぐつわの下からくぐもった良がり声を上げながら顔を天井に向けて首を左右に振る。
将校は再び女の足元に膝をつくと、さっきの道具を女の黒いデルタにあてがって強く押し入れた。
今度はわずかばかりの抵抗を残して深々と呑み込んでいく。
肉の壷の底に届くまでねじ込むと、革の褌を女の股間に当ててきつく締め込む。
女の背後に立つ兵士が脇の下から太い電線を回し、その先端の鰐口クリップを乳首に挟み付けた。
乳首の鋭い痛みに女は我に返った。
次の瞬間、女は悦楽の園から崖下の地獄へと突き落とされたのだった。
ガチャンというレバーを操作する音に続いて、裸電球がふぅっと薄暗くなった。
同時に女が獣のような激しい咆哮を上げながら全身を激しく硬直させた。
柔肉の奥に押し込まれた電極と、両の乳首を噛む鰐口クリップから、強烈な電撃が加えられたのだ。
その責め苦はさっきの瞬間的な電撃責めとは違い、数十秒に渡って続いた。
激烈な苦痛が敏感な柔肌から脊椎を駆け上り、脳髄をギリギリと抉った。
椅子に縛られた男は女の苦悶するさまから必死に目を背けるが、屠殺される家畜のような悲鳴は容赦なくその耳を打つ。
電流が切られた時、女の全身から力が抜け、両手首の鎖に体重を預けた。
吹き出した汗が額に玉を作り、ほつれた髪が頬にべったりと貼り付いている。
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将校が面白そうな口調で言う。
「まぁ10回目くらいにはもう苦しみのあまり気が触れてたようだが」
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男が声を発しないのを見て取ると、背後の兵士に手で合図を送る。
再び天井の裸電球が瞬くと、人間の発するものとは思えない大音量の悲鳴が地下室を満たした。
「やめろぉぉぉぉっ、やめてくれぇぇぇぇっ」
ついに耐え切れずに椅子の男が叫んだ。
将校はわざと聞こえないような素振りで男に近づくと、どうしたのかね、と言いたそうな表情をした。
「しゃべるっ。地下組織のことを洗いざらいしゃべるっ。だからやめてくれっ。頼むっ」
将校は男の言葉の真偽を測るように少し間を置くと、背後を振り返って兵士に合図をする。
部屋の明るさが元に戻り、女の咆哮もぷっつりと止んだ。
再び鎖にぶら下がるようにがっくりと膝を折る。
将校が男のほうに向き直った。
男は魂の台座を粉微塵に砕かれたようなうつろの表情で将校を見上げる。
腑抜けのようになった男の尋問を部下に任せて、将校は女の横に立つと、感触を惜しむように乳房をすくい上げた。
「少佐殿、こやつらいかがいたしますか?」
憲兵の1人が尋ねる。
「男のほうは、我が軍に協力したので罪一等を減ずる、と発表して軟禁しておけ」
「殺さんのですか?」
「半月くらいしたら街中で吊るせ。反抗勢力にリンチされたように見せかけてな」
将校は悪魔のような笑みを浮かべて言う。
「女のほうは慰安所に送れ。おとなしく相手ができるようにしつけができたらわしが買いに行ってやる」
横から中年の下士官が追従笑いを浮かべながら口を挟んだ。
「少佐殿、慰安婦を責め殺したらご出世にひびきますぞ」
「わかっとる。慰安婦は色責めで半殺しにするだけにしておくさ」
長い夜が明けた。
この街が敵軍に占領されて1ヶ月めの夜が。
(完)
この記事へのコメント
電球が暗くなるって描写、すごいリアリティですね。
電気の拷問って火傷のみみず腫れとかできないんですね。
下手に血が流れたり、肉片飛び散るより残酷かも…
多分子宮焼かれたら妊娠できない躯になっちゃうだろうし…
こういう救いのない終わり方も好きです。
電気の拷問って火傷のみみず腫れとかできないんですね。
下手に血が流れたり、肉片飛び散るより残酷かも…
多分子宮焼かれたら妊娠できない躯になっちゃうだろうし…
こういう救いのない終わり方も好きです。
2005/05/02(月) 00:47:28 | URL | 書・U・記 #hQytGWzM[ 編集]
書・U・記さん、こんにちは。ブリザードです。
現実には電流を流す拷問というのは難しいと思います。
どれくらい流せば感電死するかというのに個人差が大きいと思うから。
乳首に電極を着けたりしたら、心臓に近いから簡単に感電死しちゃいそうです。
しまった、こんなこと書いたらリアリティがなくなるぢゃないか(自爆)
現実には電流を流す拷問というのは難しいと思います。
どれくらい流せば感電死するかというのに個人差が大きいと思うから。
乳首に電極を着けたりしたら、心臓に近いから簡単に感電死しちゃいそうです。
しまった、こんなこと書いたらリアリティがなくなるぢゃないか(自爆)
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