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ブリザードの部屋
自作のSM系(というかDID系)エロ小説を毎月1作を目標にアップロードします。女性を縛って責める作品が多いです。(心身ともに大人の方のみご閲覧ください)
“ブリザードの部屋”へようこそ

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 未成年の方、あるいはSM的記述を見て不快感を感じる方は、これ以降は読み進まれないよう強くお願いします。
 この先、掲載されている文章をお読みになって不快に感じられたとしても、当方は一切の責任は負いませんのであらかじめご了承ください。


 基本的に、M女性が緊縛、快感責めされて悶絶する、という内容の小説が主です。
 キーワードとしては、後ろ手縛り、手錠、磔、股縄、緊縛快感責め、緊縛野外露出、拷問、等々。

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連載「八墓村」4 (全裸屋外引き回し、吊り縛り、鞭打ち、駅弁)
 横溝正史の名作の隠れた名場面、完結です。


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 “犯罪系”の要素が濃いですので、いつものお断りを入れておきます。

 過去に性犯罪の被害に遭われた方や身近にそういう人がいらっしゃる方は、これを読むことでご不快に感じられるかもしれませんのでご注意ください。


******************************
 女は全裸のまま、両手首を身体の前で1つに縛られていた。
 男は女の二の腕を掴んで立たせると、女が着ていた着物を肩から掛けてやる。
 怪訝そうにする女の背中を押して蔵の裏口へ向かう。
 半裸で縛られたまま外に出されることに女は尻込みした。
 だが男は腕を掴んで強引に蔵の外へ引きずり出した。

 蔵の裏は広大な庭になっていた。
 玉砂利を敷かれた小道を男が先に立って歩く。
 手首を縛られたまま腕を引っ張られて、女がおどおどと後に続く。
 肩から掛けられた着物が落ちないように、必死に肩をすぼめて背中を丸める。
 男は女の手を引いたまま庭の隅の小さな祠に入り、奥の壁を横にずらした。
 そこには下へ下りていく狭い階段があった。
 男は女を階段へ押し込むと、背後の扉を閉めた。
 一瞬真っ暗になったが、男が点けたカンテラの灯りで階段を照らした。
 女の背を突きながらゆっくりと地底へ下りていく。
 階段を下り切った先は天然のトンネルだった。
 再び、女の腕をつかんで男が先に立って歩く。
 やがて2人は広い空間に出た。

 女の目の前に、上から垂れ下がる縄があった。
 目線でたどると洞窟の天井に滑車が取り付けられているのが微かに見えた。
 男は岩棚にカンテラを置いた。
 男は天井から垂れる縄の先を女の手首を縛る縄に堅く結び付けた。
 滑車を通った縄の反対側を両手でつかんでぐいぐいと引き下ろし始める。
 その時だった。

「要蔵! 何をしておいでじゃ?!」
 声の主は、2人の小柄な老女だった。
「小竹様、小梅様!」
 天井から吊るされようとしている女が悲痛な叫びを上げる。
「おお、井川のとこの鶴子さんじゃないか。要蔵、何というひどいことを…」
 要蔵と呼ばれた男は、老女たちを一瞥しただけで、無言で縄を引き下ろし続けた。
「小竹様、小梅様、お助けくださいまし!」
 鶴子は血を吐くような叫びを上げ続ける。
「ええい、うるさい、うるさい、うるさいっ!」
 男が癇癪を起こしたように叫ぶと、縄を片手でつかんだまま、もう片方の手で懐からつかみ出した布を丸めて鶴子の口に押し込んだ。
「うぅぅっ、うぅぅっ、うぅぅっ」
 鶴子は目に涙を浮かべながら、必死に助けを求め続ける。
 だが、2人の老女は、離れた場所から男に叱責の言葉を浴びせるだけで、それ以上は何もしてくれなかった。
 むしろ鶴子にとっては、全裸に近い恥ずかしい姿を他の女に見られて、顔から火を噴くほどに恥ずかしかった。

 その間にも手首に結び付けられた縄は上へ上へと引っ張り上げられていく。
 両肘が肩より高くなり、掛けられていた着物がはらりと下に落ちた。
 カンテラの灯りの中に鶴子の白い裸身があらわになる。
 とうとう爪先立ちを強いられるところまで達した。
 鶴子の眉間に苦痛の縦じわが寄る。
 男は引き下ろし続けた縄を、洞窟の床に打ち込まれた鉄輪に結び付けた。
 向き直った男の手にはまたもや縄の切れ端があった。
 風を切る音と、それに続いてピシャリと肌を打つ音がこだました。
 縄鞭は女の脇腹を痛打したが、爪先立ちに吊られた鶴子には逃れようがない。
 老女たちがわいわい騒ぐのを尻目に、男は鶴子を打擲し続けた。
 鶴子の白い肌に赤い痕が刻まれていく。

 散々殴打した末に、男は鶴子の白い太ももの間に手を挿し入れ、大きく開かせながら上へ持ち上げた。
 片足での爪先立ちで手首の縄がきつく食い込み、鶴子の顔が苦痛に歪む。
 男は尻端折りをして腰を落とすと、露出させた黒い肉の凶器を鶴子の柔肉にあてがった。
 そのまま鶴子の腰を抱えると、自分の腰に鶴子の尻を乗せて下から突き上げた。
 手首に食い込む縄と柔肉に突き刺さった凶器とで体重を支えられて、鶴子は気が狂ったような勢いで首を左右に振り続けた。
 だが、男の腰が上下左右に激しい動きを始めると、鶴子の表情は苦痛と恍惚の混じったものになり、その声も切な気な良がり声になっていった。
 どれくらいの時間、残忍な責め苦が続いただろう。
 ついに鶴子がひときわ甲高い声を放ったかと思うと、細い首ががくりと折れた。
 同時に男も野獣のような咆哮を上げて精を放った。
 男がゆっくりと身を離すと、全身の力が抜けたままの鶴子は再び手首を縛った縄で吊り下げられた。
 白い太ももの間から、男が放った白い粘液が滴り落ちていた。


(完)
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