2ntブログ
ブリザードの部屋
自作のSM系(というかDID系)エロ小説を毎月1作を目標にアップロードします。女性を縛って責める作品が多いです。(心身ともに大人の方のみご閲覧ください)
“ブリザードの部屋”へようこそ

★☆★ [ご注意!!!] ★☆★
 このブログサイトは、成人向けのマニアックな内容を含んでいます。
 未成年の方、あるいはSM的記述を見て不快感を感じる方は、これ以降は読み進まれないよう強くお願いします。
 この先、掲載されている文章をお読みになって不快に感じられたとしても、当方は一切の責任は負いませんのであらかじめご了承ください。


 基本的に、M女性が緊縛、快感責めされて悶絶する、という内容の小説が主です。
 キーワードとしては、後ろ手縛り、手錠、磔、股縄、緊縛快感責め、緊縛野外露出、拷問、等々。

 各作品へのご感想はそれぞれへのコメントまたはトラックバックでお願いします。
 コメントいただく場合、"Name"の欄は適当な名前、"Mail"と"URL"は空欄で一向にかまいませんので、お気軽に感想コメントをください。
 また、ブログ全体へのご感想やリクエストなどは掲示板または直メールでお願いします。

 当ブログへのリンクは連絡なしで自由にしていただいてかまいません。
 相互リンクをご希望の場合のみ直メールでご連絡ください。ただし商業サイトやSM的志向が一致しないサイトについては、こちらからのリンクはお断りさせていただく場合がありますのでご了承ください。

 FC2 Blog Rankingに登録しました。
 ブリザードの作品をこれからも読みたいと思われる方は、ぜひご投票お願いいたします。

 過去の全作品の目録はこちらです。

 友達大募集中です。
 FC2でSM系ブログをお書きのみなさん、ぜひブロとも申請フォームからお友だちになってください。

 コメントとトラックバックを承認制にいたしました。詳しくはこちらをお読みください。

 小説が新規掲載された時だけ読みに来たいとおっしゃる方は、こちらのエントリをお読みください。


連載「火星の愛奴」1
 導入部のお笑いネタが書きたかったというのが本音だったりします。
 まぁでも、「課長」→「部長」→「取締役」と来たら、後は「CEO」経由で最後は「火星の大元帥」辺りかなぁと思ってたら、そうかぁ「若き日の…」と来たかぁ。

 残念ながら第1話は導入部だけで、あまりエロいシーンもSMも出てきません。
 あしからず。


 作品への感想は作者への最大の贈り物です。
 一言でもけっこうですから、ぜひ感想をお願いします。

 FC2 Blog Rankingに登録しました。
 ブリザードの作品をこれからも読みたいと思われる方は、ぜひご投票お願いいたします。




「では、先生、拝見いたします」
 言いながら、江地田が原稿用紙の束を手に取って目を通し始める。

「気がついた時、わたしは荒涼とした赤茶色の大地の上に横たわっていた。
 何も身に着けず、生まれたままの姿だった。
 いったいわたしはどうしたのだろう。
 富士の氷穴の奥で、眠りながら死を迎えるはずだったのだが。
 わたしの名はシマコーサク、ハツシバ電産のCEO…、いや、CEOだった。
 競合他社であるソラー電機に敵対的買収を掛けられ、その座を放逐されたのだ。
 詳しくは前作「CEOシマコーサク」をお読みいただきたい。
 その時、わたしは地平線の上に微かな砂煙が立つのを見た」

「何ですか、これは?」
 江地田はどう反応していいのか悩むような表情で作家先生の顔をのぞき込むように見た。
「おもしろいだろ? タイトルは「火星の大元帥シマコーサク」だよ」
「先生、ご冗談が過ぎます。E.R.バロウズの遺族と弘兼さんに裁判起こされちゃいますよ」
「はっはっは、冗談だよ、冗談」
 作家は本当に冗談なんだかわからない表情で笑い飛ばすと、机の上の呼び鈴を振って鳴らした。
「ま、軽く一杯つき合っていきたまえ」

「いや、先生、わたくし仕事中ですので…」
「堅いこと言うな。それに作家とつき合って一杯やるのも編集者の仕事のうちだよ」
 その時、書斎のふすまの向こうに人の気配がした。
 何だかためらうような間を置いた後、ふすまがスルッと開く。
 そこに現れた作家夫人の姿に、江地田は度肝を抜かれた。

 夫人はきらびやかな装身具をいくつも身に着けていた。
 だが、彼女が身に着けているのはそれだけだった。
 胸元に何重にも重ねて下げられた長いゴールドのネックレスが、あらわになった乳房に触れていた。
 腰の前にはベルト状のゴールドの鎖からサンバダンサーの衣装のようなスダレ状の飾りが垂れ下がっていたが、その隙間から小さく刈り込んだ黒いデルタが見え隠れしていた。
 白い首にはチョーカーに見えなくもない黒い革の首輪。
 手首と足首にはゴールドのバングルとアンクレット。
 額の部分に一目でイミテーションとわかる大きなサファイアを付けたシルバーのヘアバンド。

 思わず生唾を飲み込んだ江地田に、作家はいたずらっぽい目をしながら言った。
「火星人の女は装身具以外は身に着けない、と、火星シリーズには書いてある。バロウズ先生に敬意を表して今日はこういう趣向にしてみたんだ」


(つづく)

テーマ:SM - ジャンル:アダルト

コメント
この記事へのコメント
お世話さまです^^
リンクではお世話になっております。
当ブログが30万ヒットを迎えることができました。
ありがとうございます。今後もどうぞ宜しくお願いいたします
2007/01/27(土) 19:44:36 | URL | さとし&奴隷モコ #-[ 編集]
楽しみに見ています。
だいぶ、始めてから長くなりましたね。
それでもネタが切れない話題の豊富さには頭が下がります。

リクエストといってはあつかましいかもしれませんが、もうそろそろかのんの好きな「同意なし」ものの新作も期待しております。
2007/02/02(金) 12:13:34 | URL | かのん #SEFye3cg[ 編集]
かのんさん、コメントありがとう
かのんさん、いつもありがとうございます。
では、次は「同意なし」系といきますか。
ネタとしては、映画「ダイ・ハード」のパロディあたりを考えてます。
2007/02/03(土) 11:47:34 | URL | ブリザード #I7K9yHI2[ 編集]
楽しみですね。
激しく期待しています。
こういうのもいいんですけどね^^
出来れば抵抗していただきたいです。
2007/03/01(木) 14:05:51 | URL | かのん #SEFye3cg[ 編集]
プレイで抵抗の振りをするんじゃダメなんですよね?
かのんさん、こんにちは。
「同意あり」系で、プレイとして抵抗する振りをする、ってのじゃダメなんですよね、きっと。
次は、ちょ~鬼畜系にします。
2007/03/02(金) 05:17:39 | URL | ブリザード #I7K9yHI2[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック