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ブリザードの部屋
自作のSM系(というかDID系)エロ小説を毎月1作を目標にアップロードします。女性を縛って責める作品が多いです。(心身ともに大人の方のみご閲覧ください)
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 基本的に、M女性が緊縛、快感責めされて悶絶する、という内容の小説が主です。
 キーワードとしては、後ろ手縛り、手錠、磔、股縄、緊縛快感責め、緊縛野外露出、拷問、等々。

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連載「縄曜日の妻たちへ」1
 タイトルはずっと昔のTVドラマからです。
 元ネタのドラマをリアルタイムで知ってる人はわたしと同年輩以上ですね。


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 ターミナル駅近くの寂れたバーのカウンター。
 男が二人、何やら密談らしき会話を交わしていた。
「宮前さん、やっとマヤがOKしてくれましたよ」
 明るい茶色の髪をした若い男が、となりのやや年かさの男に話しかける。
「そうですか。それはよかった」
 年かさの男の口調は丁寧だった。
「ということは、奥さんも?」
「ええ、ウチのやつも渋々ながらOKしてくれましたよ」
「じゃ、近々決行ということで?」
「そうですね。ところで大田さんはウチの志津子にどんな格好をさせたいですか?」
「奥さん、妖艶な感じですからね。黒のセクシーランジェリーなんてどうでしょう」
「いいですね。それなら手持ちがあります」
「宮前さんのリクエストは?」
「マヤさんは少女っぽいからギャル系の格好に紐パンなんてのがいいですね」
「それなら持ってそうです。タンスを漁ってみます」
「楽しみですね」
「ええ、とっても楽しみです」

 翌週の金曜の夜。
 大田秀人とマヤの夫婦は、以前から交友のある宮前隆司・志津子夫妻の一軒家を訪ねていた。
 隆司は少し白髪が目立つ中年男だが、筋肉質のしまった体型で、スラッと背が高い秀人に負けていない。
 志津子も、大学生の息子がいるとはとても思えない若々しさで、時々女子大生に間違えられるマヤでさえ、これは負けたかもと思わせるくらいだった。

「さぁさぁ、どうぞ。まずはウェルカムドリンクでも」
 隆司が指し示すダイニングテーブルに、食前酒用の小さなグラスが4つ置いてある。
 4人はそれぞれに着席し、グラスを手に取った。
「では、4人のすばらしい夜に!」
 隆司の意味深な言葉に、志津子とマヤは思わずグラスを大きな音を立ててぶつけてしまった。

 マヤは心の奥でまだ少し迷っていた。
 秀人がスワップの話を持ちかけた時、彼があのきれいな奥さんを抱く様を想像して、心の中に嫉妬の炎が一瞬燃え盛った。
 だが、あの自分の父親より10歳若いだけなのに青年のように若々しい「宮前さん」に抱かれてみたいという気持ちがそれに取って代わった。
 だが同時におそろしさも感じていた。
 夫のSMプレイはいつもソフトだが、あの人はどんな責め方をするのだろう。自分に耐えられるだろうか。

 そんな迷いを見透かしたように、隆司が秀人とマヤに声をかけた。
「嫌だったら今日はなしでもいいんですよ、マヤさん」
 ぼんやりと隆司の上半身を眺めていたマヤは、ハッとすると同時に大きく何度も首を横に振っていた。何の迷いもなかったように。
「じゃ、行きましょうか。今日のために地下のAVルームを模様替しましたよ」
 隆司は邪気のない笑顔で言った。

 階段を降りたところに扉が2つあり、片方は物置だと隆司が説明した。
 隆司がAVルームの扉を開け、志津子だけを先に入れた。
「下着になって待ってなさい」
 志津子にそう言って部屋に押し込んでから、秀人とマヤのほうを向き直って言う。
「先に中に入ってもらって着替えを…」
「はい。マヤ、これに着替えて。全部脱いで、これを着るんだよ」
 秀人がマヤに紙袋を押しつけた。
 一瞬ためらいを見せたマヤだが、小さくうなずくと志津子に続いてAVルームの中に消えた。
「志津子さんの下着姿、楽しみです」
「マヤさんのギャルファッションも楽しみですよ」
 男たちは熱くなってくる下半身を抑えるように淡々とした声で会話していた。


(つづく)

テーマ:SM - ジャンル:アダルト

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