“ブリザードの部屋”へようこそ
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基本的に、M女性が緊縛、快感責めされて悶絶する、という内容の小説が主です。
キーワードとしては、後ろ手縛り、手錠、磔、股縄、緊縛快感責め、緊縛野外露出、拷問、等々。
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UFOが出て来るのでこのタイトルになりました。
タイトルになったほどには鞭は出てきません。
作品への感想は作者への最大の贈り物です。
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タケシとヒカルは、今日もまた少し物足りないデートを終えようとしていた。
Sっ気があることをヒカルには隠しているタケシは、今日も「縛りたい」の一言が言えなかったことを悔やんでいた。
一方、Mっ気があることを隠しているヒカルは、「虐めて」の一言が言い出せなくて悩んでいた。
もう少し一緒にいたいと思いながら、タケシの運転する自動車は峠道を越えようとしていた。
その時……。
「あ、あれ何?」
ヒカルが信じられないものを目にしたような、少し引きつった声でフロントガラスの向こうを指差した。
言われるまでもなく、タケシの目も“それ”に吸い付けられていた。
彼らの前方、道の真ん中で、地面から1メートルほどの高さにふわりと浮いた、薄いオレンジ色に輝く球体に。
二人が声も出せないでいる間に、その球体から同じ色のビームが彼らの車目がけて飛んだ。
ピカッと目の前が輝き、そして二人の意識は宙に飛んだ。
ヒカルが意識を取り戻した時、二人は薄暗い空間の中にいた。
ほんのりと暖かい床の上に、6畳間ほどの広さだけぼんやりとした照明で照らされ、その周囲は闇に閉ざされている。
「ねえ、タケシ! 起きてよ、ねえ!」
ヒカルがタケシを叩き起こした。
その時、二人は気づいた。
周囲の闇の中に何人かの人の気配があり、それらの視線が二人に向けられていることに。
「何なんだ、お前らは!?」
タケシが虚勢を張って闇の中へ突き進もうとした時……。
パチンという軽い音と、静電気が放電したような青白い火花が散り、タケシは数メートルほど後ろに跳ね飛ばされた。
「何だよ、これ!」
もう一度突進して、また跳ね飛ばされるタケシ。
(ムダダ。ふぉーすふぃーるどカラ デルコトハデキナイ)
声ではなく、頭の中に直接届けられた言葉。
(ワレワレハ、コノワクセイノ ソトカラキタ)
タケシとヒカルの顔が引きつる。
(アンシンシタマエ。キミタチニ キガイハ クワエナイ。"セイショクコウドウ”ニツイテ チョウサスルダケダ。スグニ カイホウシテヤル)
「生殖行動を調査するって何をする気だ!?」
(キミタチノ ノウヲ すきゃんシテ、ノゾンデイルモノヲ メノマエニ ブッシツカスル)
次の瞬間、タケシとヒカルは頭の中にいろんな風景や物がすごい勢いで流れ始めた。
自分が見たもの、聴いたもの、考えていたこと……。
その中には二人がお互いに隠し通していた欲望も含まれていた。
(ヨシ。キミタチノ ノゾンデイルコトハ ヨクワカッタ。デハ ブンシ-セイセイ-ブンカイソウチヲ サドウスル)
ヒューンという軽い音がしたかと思うと、二人の身体を包む衣服が音もなく粉々になり、そのまま霞のように消え去った。
キャッとヒカルは声を上げて両腕を胸の前で交差させ、タケシはそれを背後にかばうように中腰になった。
「な、何をするんだ!?」
(キミタチノ ノゾンデイルトオリニ シテイルダケダ。ツギハ キミタチフタリガ ホシガッテイルモノヲ ダシテアゲヨウ)
今度はさっきとは逆に、床の上に霞のようなものが出現したかと思うと、それが形を持った物体へと変化した。
それは、黒い革と銀色の太い鎖からなる手枷と足枷だった。
(つづく)
Sっ気があることをヒカルには隠しているタケシは、今日も「縛りたい」の一言が言えなかったことを悔やんでいた。
一方、Mっ気があることを隠しているヒカルは、「虐めて」の一言が言い出せなくて悩んでいた。
もう少し一緒にいたいと思いながら、タケシの運転する自動車は峠道を越えようとしていた。
その時……。
「あ、あれ何?」
ヒカルが信じられないものを目にしたような、少し引きつった声でフロントガラスの向こうを指差した。
言われるまでもなく、タケシの目も“それ”に吸い付けられていた。
彼らの前方、道の真ん中で、地面から1メートルほどの高さにふわりと浮いた、薄いオレンジ色に輝く球体に。
二人が声も出せないでいる間に、その球体から同じ色のビームが彼らの車目がけて飛んだ。
ピカッと目の前が輝き、そして二人の意識は宙に飛んだ。
ヒカルが意識を取り戻した時、二人は薄暗い空間の中にいた。
ほんのりと暖かい床の上に、6畳間ほどの広さだけぼんやりとした照明で照らされ、その周囲は闇に閉ざされている。
「ねえ、タケシ! 起きてよ、ねえ!」
ヒカルがタケシを叩き起こした。
その時、二人は気づいた。
周囲の闇の中に何人かの人の気配があり、それらの視線が二人に向けられていることに。
「何なんだ、お前らは!?」
タケシが虚勢を張って闇の中へ突き進もうとした時……。
パチンという軽い音と、静電気が放電したような青白い火花が散り、タケシは数メートルほど後ろに跳ね飛ばされた。
「何だよ、これ!」
もう一度突進して、また跳ね飛ばされるタケシ。
(ムダダ。ふぉーすふぃーるどカラ デルコトハデキナイ)
声ではなく、頭の中に直接届けられた言葉。
(ワレワレハ、コノワクセイノ ソトカラキタ)
タケシとヒカルの顔が引きつる。
(アンシンシタマエ。キミタチニ キガイハ クワエナイ。"セイショクコウドウ”ニツイテ チョウサスルダケダ。スグニ カイホウシテヤル)
「生殖行動を調査するって何をする気だ!?」
(キミタチノ ノウヲ すきゃんシテ、ノゾンデイルモノヲ メノマエニ ブッシツカスル)
次の瞬間、タケシとヒカルは頭の中にいろんな風景や物がすごい勢いで流れ始めた。
自分が見たもの、聴いたもの、考えていたこと……。
その中には二人がお互いに隠し通していた欲望も含まれていた。
(ヨシ。キミタチノ ノゾンデイルコトハ ヨクワカッタ。デハ ブンシ-セイセイ-ブンカイソウチヲ サドウスル)
ヒューンという軽い音がしたかと思うと、二人の身体を包む衣服が音もなく粉々になり、そのまま霞のように消え去った。
キャッとヒカルは声を上げて両腕を胸の前で交差させ、タケシはそれを背後にかばうように中腰になった。
「な、何をするんだ!?」
(キミタチノ ノゾンデイルトオリニ シテイルダケダ。ツギハ キミタチフタリガ ホシガッテイルモノヲ ダシテアゲヨウ)
今度はさっきとは逆に、床の上に霞のようなものが出現したかと思うと、それが形を持った物体へと変化した。
それは、黒い革と銀色の太い鎖からなる手枷と足枷だった。
(つづく)
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