“ブリザードの部屋”へようこそ
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基本的に、M女性が緊縛、快感責めされて悶絶する、という内容の小説が主です。
キーワードとしては、後ろ手縛り、手錠、磔、股縄、緊縛快感責め、緊縛野外露出、拷問、等々。
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前回、「何とか月イチペースを維持したいと考えています」と書いてから、何と1年と4ヶ月。
大きくブランクを空けてしまいました。
あまり大きなことは言わず、ほそぼそと続けていければと思ってます。
作品への感想は作者への最大の贈り物です。
一言でもけっこうですから、ぜひ感想をお願いします。
作品と傾向の似た動画へのリンクを張らせていただきます。
よかったら行って観てみてください。
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ベッドに"I"の字に縛り付けられ、両の乳首とクリトリスにクリップ状のものを挟み付けられたナナ。
それを乾いた表情で見下ろすシンジが、おもむろに手の中に握ったスイッチボックスのダイヤルスイッチを小さく回した。
「ブンッ!」
微かな音とともに、ナナの両乳首とクリトリスに微妙な振動が伝わり始める。
ボールギャグに塞がれた口から、切なげなうめき声が漏れた。
「どう? もうちょっと強くしてほしいんじゃない?」
からかうようなシンジの声に、ナナは眉間にしわを寄せた苦しげな顔を左右に振った。
それを無視してシンジの指が動く。
「プーンッ!」
突然音が甲高くなり、ナナの身体がびくんと跳ね上がった。
だが、両手首を頭の上でベッドの柵につながれ、両足もひとまとめに縛られて反対側のベッドの柵につながれ、アルファベットの"I"の字の姿のまま身動きできないナナは、腰を左右に振って身体をよじらせることしかできない。
「んーっ! んーっ! んーっ!」
ボールギャグの下から必死に叫び声を上げるナナ。
眉間のしわは深くなり、いっそう切なげで被虐的な美しさを発している。
必死に身をよじっているのだが、両手足を縛られてベッドにつながれている悲しさ、それはむしろ腰を振る卑猥なダンスにしか見えない。
「はぐぅっ! はぐぅぅっ!! はぐぅぅぅっ!!!」
何か必死に叫んでいるのだが、口をボールギャグで塞がれているために、くぐもったうめき声が上がるだけ。
だが、そのうちに、ナナの腰の動きが徐々にリズムカルなものに変わっていく。
何かを求めて、下半身をグラインドさせながら何かに擦り付けるような妖し気な動き。
顔もほんのりと上気し、表情も苦し気なものから、少し恍惚としたようなものに変わりつつあった。
突然甲高いモーター音がやみ、ナナの身体の動きもばたりと止まった。
「んんん〜!」
抗議するように声を上げるナナ。
だが、シンジの蔑むような冷たい目に見下ろされ、自分のあられもない行為に顔が真っ赤になった。
「もっと欲しかったんだね」
シンジの問いかけにナナは首を振ったが、目尻からつーっと涙がこぼれ落ちた。
「大丈夫。もっと気持ち良くさせてあげるよ。天国に逝ってしまうくらいに」
言い終わらないうちにシンジの指が動き、モーターが最大出力で動き始めた。
首の後ろを太い鉄棒でぶん殴られたように、ナナの身体が宙に浮き上がった。
空中で一本の丸太ん棒のように硬直したかと思うと、ベッドに叩き付けられると同時に激しいベリーダンスが始まった。
「あおおっ! あおおっ!! あおおおおおっ!!!」
両の眼から滂沱と涙を流しながら、天に昇るような恍惚と筆舌に尽くし難い苦悶が同居した表情で、ナナは叫び続けた。
(つづく)
それを乾いた表情で見下ろすシンジが、おもむろに手の中に握ったスイッチボックスのダイヤルスイッチを小さく回した。
「ブンッ!」
微かな音とともに、ナナの両乳首とクリトリスに微妙な振動が伝わり始める。
ボールギャグに塞がれた口から、切なげなうめき声が漏れた。
「どう? もうちょっと強くしてほしいんじゃない?」
からかうようなシンジの声に、ナナは眉間にしわを寄せた苦しげな顔を左右に振った。
それを無視してシンジの指が動く。
「プーンッ!」
突然音が甲高くなり、ナナの身体がびくんと跳ね上がった。
だが、両手首を頭の上でベッドの柵につながれ、両足もひとまとめに縛られて反対側のベッドの柵につながれ、アルファベットの"I"の字の姿のまま身動きできないナナは、腰を左右に振って身体をよじらせることしかできない。
「んーっ! んーっ! んーっ!」
ボールギャグの下から必死に叫び声を上げるナナ。
眉間のしわは深くなり、いっそう切なげで被虐的な美しさを発している。
必死に身をよじっているのだが、両手足を縛られてベッドにつながれている悲しさ、それはむしろ腰を振る卑猥なダンスにしか見えない。
「はぐぅっ! はぐぅぅっ!! はぐぅぅぅっ!!!」
何か必死に叫んでいるのだが、口をボールギャグで塞がれているために、くぐもったうめき声が上がるだけ。
だが、そのうちに、ナナの腰の動きが徐々にリズムカルなものに変わっていく。
何かを求めて、下半身をグラインドさせながら何かに擦り付けるような妖し気な動き。
顔もほんのりと上気し、表情も苦し気なものから、少し恍惚としたようなものに変わりつつあった。
突然甲高いモーター音がやみ、ナナの身体の動きもばたりと止まった。
「んんん〜!」
抗議するように声を上げるナナ。
だが、シンジの蔑むような冷たい目に見下ろされ、自分のあられもない行為に顔が真っ赤になった。
「もっと欲しかったんだね」
シンジの問いかけにナナは首を振ったが、目尻からつーっと涙がこぼれ落ちた。
「大丈夫。もっと気持ち良くさせてあげるよ。天国に逝ってしまうくらいに」
言い終わらないうちにシンジの指が動き、モーターが最大出力で動き始めた。
首の後ろを太い鉄棒でぶん殴られたように、ナナの身体が宙に浮き上がった。
空中で一本の丸太ん棒のように硬直したかと思うと、ベッドに叩き付けられると同時に激しいベリーダンスが始まった。
「あおおっ! あおおっ!! あおおおおおっ!!!」
両の眼から滂沱と涙を流しながら、天に昇るような恍惚と筆舌に尽くし難い苦悶が同居した表情で、ナナは叫び続けた。
(つづく)
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