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ブリザードの部屋
自作のSM系(というかDID系)エロ小説を毎月1作を目標にアップロードします。女性を縛って責める作品が多いです。(心身ともに大人の方のみご閲覧ください)
“ブリザードの部屋”へようこそ

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 この先、掲載されている文章をお読みになって不快に感じられたとしても、当方は一切の責任は負いませんのであらかじめご了承ください。


 基本的に、M女性が緊縛、快感責めされて悶絶する、という内容の小説が主です。
 キーワードとしては、後ろ手縛り、手錠、磔、股縄、緊縛快感責め、緊縛野外露出、拷問、等々。

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短編「今夜は着衣でお願いします」
 妄想愛妻日記的な短編です。
 作品中の女性の衣装はこの画像をイメージしています。

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「今から帰る」
 いつもの夫からのメッセージは思っていたより早い時間帯だった。
「今夜は着衣でお願いします」
「テーマは?」
「クリスマスプレゼントのシースルーのやつで」
「紫のほう? それともピンク?」
「じゃあピンクのほうでお願いします」
「ノーパン?」
「セットの紐パンで」
「了解っ!」
 最後のメッセージには美少女の水兵が敬礼しているスタンプを付けてみた。

 夫が帰宅して寝室に入ってきた時、わたしのほうは準備完了だった。
 頭のてっぺんから足の爪先まで素っ裸の上にパステルピンクの透け透けセクシーベビードールをまとい、穿いている同色のショーツは三角形を隠す小さな布以外はレース風の紐でしかない。
 間もなく夫が携えてくるセクシーでいやらしくて禍々しいアクセサリーの数々でわたしは被虐美に飾られるはずだ。
 寝室のドアを開けて夫が入ってきた。
 ベッドの上に横座りしたわたしのすぐ背中側に腰を下ろし、肩越しにキスを見舞ってからアクセサリーの装着に取り掛かった。
 犬の首輪のような短い赤いベルトを首に巻き付けられた。
 その上から真っ赤なボールギャグのついた黒いベルトが掛かる。
 両腕を背中に回すよう命令され、左右の手首に首輪を少し幅広にしたようなベルトが巻きつけられ、それらが金具で接続された。
 夫がわたしの前に回る。
 すでに一矢まとわぬ姿で、屹立したものがわたしの眼前に突きつけられる。
 何も命じられるまでもなく、わたしはそれにむしゃぶりついた。
 両腕を背後で拘束された不自由な格好で、何とか夫に快感の声を出してもらいたいと必死に舌で奉仕することを続ける。
 だが、今夜も制限時間内に夫をイカせることはできなかったようだった。
 夫の大きな両手がわたしの頭蓋骨をがっしりと押さえつけ、わたしの意思とは無関係にわたしの頭部を前後に動かし始めた。
 大きくて硬いものが口の中の奥へ何度も突き入れられるという拷問の果て、半分朦朧となってベッドに倒れ込んだわたしに夫は容赦なく襲いかかった。
 首輪の上に掛けていた黒いベルトで口に押し込まれた真っ赤なボールギャグが固定された。
 うつ伏せになって両肩と横顔をシーツに押し当てた格好で膝をついて腰を持ち上げさせられた。
 そして、ついさっき口の中を責め尽くした暴虐な凶器がゆっくりとわたしの中に入ってきた。
 快感から逃れるような体動を許されず、ただただその凶器がわたしの中で暴れ続けるのに抗うこともできず、言葉を発することも許されず、唯一できたことはわずかに体をもがかせることと、ボールギャグを噛まされた口から切ないよがり声を上げ続けることだけだった。

 わたしが覚えているのはそこまでだ。
 ベッドの上で、後ろ手に拘束されてボールギャグも噛まされたままで透け透けベビードールで紐パンを膝のすぐ上まで引き下げられたあられもない姿で意識を取り戻した時、わたしの中に記憶として残っていたのは、気持ち良過ぎて苦しくて辛い、49%くらいは拷問のような地獄の責め苦の中で感じた昇天寸前の悦楽の時間だった。
 ボールギャグを外されて最初に言った言葉はいつもと同じで「本当に昇天しそうだった」だった。
 そして、「本当に昇天しちゃっても後悔しないけどね」と続けたのに夫が「いいのか。次の女にその座を譲っても?」と返し、「やだ(笑)」と答えるのもいつものことだった。

(完)

テーマ:★官能小説 - ジャンル:アダルト

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