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ブリザードの部屋
自作のSM系(というかDID系)エロ小説を毎月1作を目標にアップロードします。女性を縛って責める作品が多いです。(心身ともに大人の方のみご閲覧ください)
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 基本的に、M女性が緊縛、快感責めされて悶絶する、という内容の小説が主です。
 キーワードとしては、後ろ手縛り、手錠、磔、股縄、緊縛快感責め、緊縛野外露出、拷問、等々。

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短編「早朝の公園で見つけたもの」
 久々のオリジナル新作です。
 例によって、ご感想&ご意見をお待ちしております。

 今度は“不思議系”SM小説です。
 こんなおいしい目に遭えたら良いなぁ、という願望で書きました。
 でも現実には、ビビっちゃってこの主人公の男のようにはできないだろうなぁ。

 ヒロインの髪型は、「僕だけのマドンナ」に出てた時の長谷川京子をイメージしました。
 ヒロインの顔のほうは、S男性の方は自分の好みの女性の顔を、M女性の方は自分自身の顔をはめ込んで読んでください。


検索キーワード:
 SM、野外全裸緊縛、快感責め


******************************

 土曜の朝、早起きして家の周囲を散歩するのが、彼の日課だった。
 ある朝、彼は人気のない早朝の公園の遊具スペースで、“それ”を見つけた。

 高さ2メートルほどの小さなジャングルジムの壁面に、何か白いモノが立っている。
 近づいていくに連れて、それはジャングルジムを背に手足を大の字に広げて立っている、女性であることがわかってきた。
 一糸まとわぬ真っ裸に、黒い革製の褌のようなものを締め込んでいる。
 少しウェーブのかかった長い髪が白い乳房にかかっている。
 手首と足首には革製のベルトが巻付き、それがジャングルジムの鉄柱に鎖でつながれている。
 両手を斜め上に伸ばし、両脚も左右に全開した格好で、縛りつけられているのだ。
 口には丸いゴムまりのような猿ぐつわが押し込まれていて、赤い首輪から小さな札が下がっていた。

「お好きなように虐めてやってください、だ?」
 札の文章を読んだ彼は、にやりと相好を崩した。
「そうか、君はマゾ女ってわけだ」
 男は女の顎に手の平を当てて顔を持ち上げさせた。
 美少女といっても良いような、あどけないが整った顔立ちが不安そうに曇る。

「最初にキスしたいところだけど、きっと唇はご主人様にしか許さないんだね」
 顎の下から手を下のほうに動かして、胸の谷間を指先でなぞり、へその傍をなぞって、革製の褌に触れた。
「虐めても良いけど犯すのはダメよ、ってことか…」
 褌はそれほどきつくはなく、隙間から指を差し入れることは十分にできそうだった。
「じゃ、可愛がってあげるよ」

 男は、ヨッコラショッとジャングルジムの中に入り込み、女の真後ろに立った。
 長い黒髪をかき揚げると、現れた白いうなじに軽くキスをした。
 ああっ、というヨガリ声が猿ぐつわの下からもれ、女が首を振る。
「ダメだ。身体を動かしちゃ」
 男は小さい声だが強い口調で命令した。
 再び、うなじに唇を這わせる。
 女は肩をピクピクと振るわせながら必死に耐えている。

 男の左手が、女の脇の下を通って、左の乳房に伸びた。
 指先が乳首を摘んだ瞬間、女が耐えきれずにビクンと身体を反らせた。
 男の指先は、時には乳房の谷間をなぞり、時には乳首の先端を擦りあげる。
 敏感なところを刺激されて、女は首筋をブルブルと震わせて必死に耐える。

 やがて男の右手が、女の尻をなでながら徐々に股間に近づいていく。
 革の褌の隙間から手の平を差し入れ、指先をゆっくりと淫唇の間に差し入れる。
 指先が淫核を捉えた瞬間、女は大の字に緊縛された両脚を全力で閉じるような動きをした。
 自由の利かない腰を前後に動かし、閉じられない脚を必死に閉じようとして、自ら淫核を男の指に擦りつける。
 男は人さし指の付け根で淫核を刺激し続けながら、中指と薬指を膣口の中に沈めていった。
 ゆっくりとこねくり回しながら、膣の中の敏感なスポットを探る。
 女は身体全体をゆっくりしたリズムで揺さぶり続けていた。
 そしてそのスポットを発見した指先が、激しい刺激を送り始める。
 女の口からは辺りをはばからぬ高い声と熱い息が吐き出され続けた。
 女の身体が前後に激しく揺れ、ジャングルジムが軋むほどだ。

 やがて、甲高い声で短く叫んだかと思うと、女は切なげな吐息を大きくふぅーっと吐き出して、がっくりと脱力した。
 首をガクンと前に倒して意識を失いつつも、腰だけが別の生き物のように淫らに動き続けている。
 男は興奮冷めやらぬ表情で、自分の欲望の処理を始めた。
 しばらくして、女の背中目がけて白濁した粘液がほとばしった。


「ふぅーっ、楽しかったよ」
 男はジャングルジムから出てくると、まだ脱力している女の顎を手の平で持ち上げて、唇の脇に軽くキスをした。
「それじゃ、ご主人様によろしくね」
 そう言い残すと、男はジャングルジムに背を向けて歩き出した。
 1度だけ、顔をこちらに向けずに手を振って、そのまま振り返らずに公園を出ていく。

 女はまだ脱力したままだった。
 その白い裸身を、上り始めた朝日が明るく照らし始めた。


(完)
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