“ブリザードの部屋”へようこそ
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基本的に、M女性が緊縛、快感責めされて悶絶する、という内容の小説が主です。
キーワードとしては、後ろ手縛り、手錠、磔、股縄、緊縛快感責め、緊縛野外露出、拷問、等々。
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今度も“同意あり”系の連載です。
あくまでM女さんとの合意に基づくプレイとしての監禁です。
合意なしでやるとかなりの重罪になりますので念のため。
作品への感想は作者への最大の贈り物です。
一言でもけっこうですから、ぜひ感想をお願いします。
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「荷物これだけ?」
ウィークリーマンションの玄関で、小さなトートバッグ1つを提げたナナに向かって、シンジは笑いながら言った。
「だって化粧ポーチと財布とケータイしか入ってないもん」
「そっか。服がなければ荷物は少なくて済むもんなんだな」
二人は意味深な笑みを浮かべて顔を見合わせた。
「じゃ、さっそく脱いで。服は預かるから」
SM系の出会いサイトで知り合って意気投合したナナとシンジは、すぐにお互いを信頼できるSMパートナー、いや、SMプレイが好きな恋人同士になった。
何度めかにシンジの部屋に泊まりにきた時、TVで女性監禁事件のニュースを見たナナが、シンジにだったら監禁されてみたい、と言ったのだった。
これにシンジもノリノリで、話はトントン拍子に進み、二人の夏休みの一週間を監禁ごっこで楽しむことにしたのだった。
着ていたワンピースを脱ぎ、下着も脱ぎ捨てて全裸になったナナは、リビングのフローリングの上に横座りした。
「ちょっと冷たいかな」
言いながらベッドの上に畳んであったブランケットを取ると、床に広げて座布団のようにして座った。
その間にシンジは、ナナが脱ぎ捨てた衣類を紙袋に詰めた。
「これから一週間、オレはキミを監禁する」
言いながら、紙袋をデスクの大きな引き出しに押し込んで鍵をかけた。
「じゃ、さっそく襲っちゃおうかな」
シンジの手には鈍く銀色に光る手錠が2つ。
形ばかりの抵抗を見せるナナを軽々と押さえつけ、両腕を腰の後ろに回させて手首に手錠をかける。
バタバタと暴れる脚を抱え込むと、もう一つの手錠を両の足首にかけた。
もはや抵抗もできずにもぞもぞと動くばかりのナナ。
シンジは小さなハンカチを丸めるとナナの口に押し込んだ。
バンダナを細く畳んで、猿ぐつわを被せる。
全裸で後ろ手に手錠をかけられ、脚も拘束されて口もふさがれ、ただじたばたと身をよじるナナを見ながら、シンジのものが猛り立ってきた。
むしり取るように衣服を脱ぎ、怒張した凶器をあらわにする。
ナナの目がそれを求めるように切なげな表情を見せた。
シンジはナナを抱きかかえて起こすと、膝立ちの姿勢をとらせ、その前に座り込んだ。
ちょうど顔の高さに来る乳首にむしゃぶりつく。
猿ぐつわにふさがれたナナの口から、切なげな喘ぎ声が漏れる。
もう片方の乳首を指でこりこりとつまみながら、空いた手がナナの股間に差し入れられた。
ピンク色の突起をつまみ上げられて、ナナのあごがビクンッと後ろに仰け反る。
シンジの指が肉色の秘裂に押し込まれると、ナナは再び喘ぎながら首を前後左右に振り始めた。
(つづく)
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